2024年4月1日から相続登記が義務化されます!

世間はゴールデンウイークの真っただ中ですね。中には今日から連休という方も多いのではないでしょうか?朝のニュースでは8時の時点で高速道路の渋滞が始まっていました。今年のGWは3年ぶりに旅行に出かけたり帰省している方も多いようですね。

さて、話は変わりますが来年から相続登記が義務化されるのをご存知でしょうか?

現在、相続登記には法律上の義務がないため、所有者不明の空き家が増加し全国的な問題になっています。実家や空き家を放置しておいても固定資産税は払い続けないといけないですし、誰も住んでいないままだと建物自体が老朽化し価値が下がるどころか一部が破損し他人に迷惑をかけてしまう恐れもあります。また、空き地や空き家が増える事で地域の治安が悪くなる可能性があるなど良いことはありません。

では、実際に相続登記が義務化されるとどういった事がかわるのでしょうか?

2024年以降は、相続が発生すると3年以内に登記と名義変更をすることが義務付けられます

万が一、相続や遺贈により取得した不動産を正当な理由がないにもかかわらず3年以内に登記・名義変更しなかった場合には10万円以下の過料が科されることがあります。また、法改正以前に所有している、相続登記・変更登記が済んでいない不動産も義務化されるため、できるだけ早く登記を行う必要があります。

しかし、ここで注意したいのが相続税です。

相続税が無いと想定して相続登記してしまい、あとから思わぬ相続税の請求がきてしまう・・・というケースもあるため、急いで相続登記をする前に不動産の査定をしておくことも大切です。その結果によっては売却するという選択肢もあるかも知れません。

弊社では、看護師付き添いサービスの他にも不動産業者と提携し、皆様が生きていくうえで直面する問題を解決するお手伝いをさせて頂きます。相続登記の義務化にあたり、登記手続きや不動産査定・売却などのについてもお気軽にご相談ください。

GWで帰省中の方々も、是非この機会に一度、今後のお話をされてはいかがでしょうか。